カンガとは

カンガの水通し方法

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『 水通し 』とは?

洋裁用語で生地をあらかじめ水に通して縮め、布目を整えることを言います。
カンガを水通しする目的は下記のとおり。

  • コーティングされているノリを落とし、生地を柔らかくする。
  • 水に濡れても色が滲むのを防ぐ、色落ちを防ぐ。
  • 布目を整える。

下記のような用途でカンガを使う場合に、水通しをオススメしています。

  • カンガを身に付ける(スカートやショール、パレオのように使う)
  • 風呂敷のように包む(ヨガマットに巻いて持ち運ぶ)
  • ソーイング、洋裁(カンガでアイテムを作る)
  • インテリア(テーブルクロスやカーテン、ソファカバーなど)として使う

このように、たいていの場合は『水通し』することをお勧めしています。水通しをしていないとカンガが濡れた時に、色が滲んでしまうことがあるためです。水通しをしておけば、水に濡れることを気にせずに使うことができます。

【 カンガの水通し方法 】(簡易版)

1.カンガを洗濯機で洗う
洗剤と柔軟剤を入れてカンガを洗う。カンガのみを洗濯すること、他の洗濯物と一緒に洗わないでください。色移りする可能性があります。
例外として、カンガであれば複数枚(色違い)を一緒に洗濯しても色移りしません。カンガ以外のアフリカンプリント(パーニュやキテンゲ)を一緒に洗濯すると互いに色移りする場合があるので気を付けてください。

2.洗濯が終わったらすぐに干す
濡れたままカンガを放置しないようにしてください。
強く引っ張って干さない。形が崩れたまま乾いてしまいます。

3.シワを伸ばす場合はスチームアイロンで!
最もきれいにアイロンがかかるのは乾ききる前の半濡れの時です。

以上です。こちらが簡易バージョンとなります。
これで、表面のノリはある程度剥がれて柔らかくなります。カンガが水に濡れて色が滲む心配も無くなるので、日常的に使うのであればこの方法がお勧めです。

【 カンガの水通し方法 】(しっかり版)

1.カンガを一晩、お湯に漬けこんでおく
表面のノリを落とすことが目的です。カンガを一晩、お湯(お風呂の後のお湯などでOK)に漬けこんでおいてください。複数のカンガ(色違いも)を同時に入れても色移りはしません。
カンガが水面に浮かないように沈めて、しっかりとかき混ぜて表面のノリが落ちるようにしましょう。ノリと一緒に最初は色も出るので、水が真っ青になります。

ノリの強いカンガは、しっかりノリを落とすことが一番重要なポイントです。ノリを落とせていなければ、この後、繰り返し洗濯しても生地はなかなか柔らかくなりません。

アフリカンプリント(パーニュやキテンゲ)とはいっしょに洗わないでください。色移りする可能性があります。

2.カンガを洗濯機で洗う
カンガをすぐに柔らかい状態にしたい場合には、洗剤や柔軟剤を使ってみてください。色合いを長持ちさせたい場合には中性洗剤の使用をお勧めします。

複数のカンガ(色違いでも)を同時に洗濯機に入れても色移りはしません。
カンガのみを洗濯すること、キテンゲやパーニュ、他の洗濯物と一緒に洗わないでください。色移りする可能性があります。

3.洗濯が終わったらすぐに干す
濡れたままカンガを放置しないようにしてください。
強く引っ張って干さない。形が崩れたまま乾いてしまいます。

4.スチームアイロンを使うと綺麗にシワが伸びます
最もきれいにアイロンがかかるのは乾ききる前の半濡れの時です。

以上です。
このように最初にカンガを漬け込む「しっかり水通しパターン」は、カンガ生地を使ってバッグやスカートなど、アイテムを仕立てる時にお勧めする方法です。

■ コーティングの強いカンガをすぐに柔らかくしたい場合には、お湯に漬け込んでしっかりとノリを落とし、2~3回柔軟剤を入れて洗濯すれば柔らかくなると思います。

■ カンガは両端が切りっぱなしの状態です。水通しをすると、端の切りっぱなしの部分が手ぬぐいの端のような状態になります。使い方によっては(ホツレを防ぐために)、端を縫って使うことをお勧めします。

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